本日は男性9名、女性9名、合計18名の皆さまと新宿を出発。

まだ少しよそよそしい空気の中、バスでは「はじめまして」のトークが始まります。今回は携帯アプリを使いながら、お互いのプロフィールを見て会話ができるスタイル。気になるアピールポイントの話を広げながら自然と会話が生まれ、緊張も少しずつほどけていきました。

最初に向かったのは、秩父の山々に囲まれた「いこいの村ヘリテイジ美の山」。

澄んだ空気と広がる景色に、思わず深呼吸をしたくなるような場所です。こちらでの昼食は、秩父地方の食材をふんだんに使った手作り料理と、季節を感じる郷土料理。ほっとする味わいに、テーブルごとに笑顔が増え、会話も自然と弾んでいきました。

出発までの時間は思い思いに。ラウンジでジェンガに熱中するグループ、お土産コーナーを覗く方、窓の外に広がる山々の景色を静かに楽しむ方。それぞれの過ごし方の中に、すでに打ち解け始めた雰囲気が感じられました。

続いて向かったのは、長瀞名物「ポカポカこたつ船」。

こたつに入りながら舟に揺られるという、なんとも贅沢でユニークな体験です。船頭さんの笑いを交えた軽快なトークとともに、長瀞の石畳や迫力ある岸壁の説明を聞きながら、約20分間の船旅を楽しみました。自然の造形美に見入る方、こたつの温もりにほっとする方、写真を撮る方…ここでも会話が自然と広がっていきます。

私達添乗員3人は定員オーバーの為船に乗れずに岸壁の母となって上から皆さまのご様子をうらめしく見ていました。笑 乗りたかった〜

その後バスは、秩父の名社「宝登山神社(ほどさんじんじゃ)」へ。

日本武尊が東征の際、山火事に遭ったところを山犬(狼)に導かれて難を逃れたという伝説が残る神社で、火難除け・盗難除け・諸難除けのご利益で知られています。秩父の自然信仰が色濃く残る、凛とした空気に包まれた場所です。

グループに分かれて参拝し、境内をゆっくり巡りました。おみくじの種類も豊富で、「どれにしよう?」と選ぶ時間も楽しいひととき。引いた結果に一喜一憂しながら、笑い声があちらこちらから聞こえてきました。

本来ならばこのまま最終目的地へ向かう予定でしたが、時間に余裕があったため、急遽「秩父神社」へ立ち寄ることに。秩父三社巡りの一つに数えられる歴史ある神社です。

ここでは、名工・左甚五郎による見事な彫刻が施された本殿の周りを見学。「つなぎの龍」「お元気三猿」「子宝・子育ての虎」など意味の込められた彫刻に、皆さま足を止め、じっくりと見入っていらっしゃいました。歴史と芸術に触れながらの参拝は、心が整うような時間となりました。

そして本日の最終目的地「あしがくぼ氷柱」へ。

山の斜面に広がる人工氷柱群は、自然と人の手が織りなす冬の芸術。到着した時はまだ明るさが残っていましたが、徐々に日が暮れ、あたりが暗くなるにつれて、赤・青・緑のライトアップが氷柱を照らし出します。昼間とはまったく違う幻想的な景色に、思わず息をのむほどの迫力。ダイナミックな氷柱の世界に、皆さま見入っていらっしゃいました。

気温は1度と厳しい寒さでしたが、今日一日、たくさん歩き、たくさん話し、たくさん笑い合った皆さまの表情はどこか温かく、心まで温まる時間となっていたように感じました。

本日のカップル誕生は1組。

もう少しお手伝いできたのではと反省も残りましたが、バスを降りる際に「大人の遠足みたいで楽しかった」「秩父神社にも行けて良かった」「また参加します」というお声をいただき、ほっと胸をなでおろしました。

秩父の自然、歴史、そして人と人との交流。

ゆっくりと距離が縮まっていく様子が感じられる、温かな一日となりました。