
男女各12名様の合計24名様で新宿を出発した朝。
車内では恒例のバス車内トークが始まり、冬の遠足みたいな空気に包まれました。初めまして同士でも「今日はどこが一番楽しみ?」「寒そうだけど絶景だよね」なんて会話が自然に生まれて、いつの間にか笑い声が増えていきます。
最初の目的地、御射鹿池に到着すると、景色の美しさに思わず息をのみました。池のまわりには雪がふわりと5cmほど積もっていて、あたりは静かで澄んだ空気。写真で見るよりも、ずっと“本物”の迫力があります。みなさんは足元を確かめながら、慎重に一歩ずつ。滑らないように歩幅を小さくして進む姿がなんだか可愛らしくて、「ゆっくりで大丈夫ですよ」「ここ少し凍ってるかも」と声をかけ合うたびに、グループの距離が近づいていくのを感じました。雪の白、木々の深い色、静かな水面。冬だけの透明感の中で、時間がゆっくり流れていくようでした。

昼食は、日本酒のミュージアムも兼ねている「遊楽庵」さん。圧巻の日本酒の瓶の展示に迎えられた後、蕎麦御膳を堪能。暖かい鴨鍋とキリッとしまった10割そばを召し上がりながら「冬の蕎麦って、なんでこんなにおいしいんろう」「この後雪道ってどのくらいかな?」なんて期待を膨らませたり。食事の時間が、旅の仲間をつくる時間にもなっていました。

午後は、横谷渓谷を歩いて屏風岩へ。ここからが“冬のアドベンチャー”の本番です。雪道は場所によって踏み固められていたり、ふんわり新雪が残っていたりして、油断できない感じが逆に楽しい。足元を見ながらゆっくり進み、「こっちのほうが歩きやすいよ」「段差あるから気をつけてね」と声をかけ合ううちに、気づけばチームワークができあがっていました。
たどり着いた屏風岩は、名前の通り堂々とした迫力。厳しい寒さで凍った水の流れが大きな氷柱の塊となって目の前に静かに広がっています。岩肌に冬の景色が重なると、空気までキリッと引き締まって見えて、「来てよかった…」という声があちこちからこぼれました。静かな感動のあとに、なぜか笑いも出てくるのが不思議で、雪道を一緒に越えた達成感が、みんなの表情を明るくしていました。

旅の締めくくりは、諏訪大社 上社で初詣。冬景色をたっぷり味わったあとに参拝すると、心がすっと整う感じがします。鳥居をくぐると空気が変わるようで、さっきまでのにぎやかさが、自然と落ち着いた雰囲気に。手を合わせながらそれぞれの一年を思い描き、参拝後は境内をゆっくり散策しました。冷たい空気の中で深呼吸すると、なんだか新しいスタートを切った気持ちになります。

最後は八ヶ岳チーズケーキ工房でお買い物。甘い香りが漂う店内に入った瞬間、みなさんのテンションがふわっと上がりました。「これ絶対おいしいやつ!」「自分用も買っちゃおうかな」なんて声が飛び交い、選ぶ時間まで旅の思い出になるような楽しさ。袋いっぱいのお土産を手に、満足そうにバスへ戻る姿が印象的でした。
雪が積もった御射鹿池の静けさ、屏風岩へ向かう雪道の冒険、そして諏訪大社で整う初詣。冬ならではの景色と体験がぎゅっと詰まった一日で、寒さ以上に、心があたたかくなるツアーになりました。
本日のカップルは1組成立です。おめでとうございます。
カップルになられなかった方も本日の出会いがきっかけになればと思います。

